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みちのく銘石の石
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浮金石 うきがねいし「班れい岩」
特徴◆浮金石は全体に金を散りばめたような美しい斑れい岩で、日本を代表する世界的価値のある高級石材です。墓石材としてはもちろん現平成天皇ご成婚記念の噴水や沖縄県戦没者慰霊碑、東京駅などの建築材としても幅広く使われています。
産地証明書発行 登録商標取得済
見掛け比重 吸水率 圧縮強度 年間採掘量 岩石分類
2.997t/m3 0.06% 120.82N/mm2 約7000才 斑レイ岩
浮金石 うきがねいし「班れい岩」
黒地に浮く金の光沢

「浮金石」はその希少性ゆえに福島産の中で最も高い値
が付いている。黒褐色の斑レイ岩で、田村郡小野町の最
北部、郡山市・船引町との三つの境界線が交わる黒石
山(896m)で採掘されている。名前のとおり黒地の中に金や
白色の斑が混じり、それが浮き出るが如く絹糸状に光を放つのが特徴です。

町の歴史は1200年

小野町の歴史は意外と古く、この地に産業・文化が栄えたのは今から約1200年前の平安朝初期とされる。町内の諏訪神社には天然記念物(国指定)の杉の木(翁杉・媼杉)があり、その樹齢はおよそ1200年。また東堂山満福寺は大同2年(807年)の開山で、これも計算すると約1200年の歴史になる。今日まで杉とお寺が町の歴史を見守ってきました。
採石所  実はこの満福寺、石材業者にお勧めの観光スポットです。小野町は別名「昭和羅漢の町」と呼ばれており、その羅漢さんがここに奉納されています。境内の一角に様々な表情の羅漢さんが約四百体ほど並んでいる。これらは一般の人がそれぞれ自由な発想で描いた像容を、地元の石材店が制作したもので、石は須賀川産の安山岩・江持石などで、中には原石から仕上げまで全て本人で作ったものもあるという。

喜怒哀楽のほか瞑想したり、悩んだり、頬杖やゴロ寝、鼻糞をほじる姿も。六・八・九羅漢は永六輔、中村八大、坂本九の3人の像で、他にゴルフやカラオケ、囲碁、お酒、グルメなど自分の趣味を託したものも多い。本来、悟りを開いた修行者なのに、何故こんなに人間臭いのか。それは現世の我々の業を一身に背負っているからだとか…。そのユニークで愛嬌のある表情は見てるだけで結構楽しめる。

またこの東堂山は巨大な岩の上に建つ鐘楼があることでも有名。下から見上げると、今にも鐘楼が滑り落ちそうに見える。改めてここが石の町であることを認識させてくれる。

石屋の思いを託して

浮金石のお風呂  「浮金石」、一番の悩みはキズやムラが多いことです。よって手間や苦労が多いだけに「大材が採れれば職人をしてて本当に良かった」と喜び、「思い通りツヤが出たときは感動で満足した気持ちになる」。苦労して育てた我が子の成長を見届けるような思いです。形は墓石であっても、まさしく「石屋にとっての羅漢さん」なのです。目に見えませんが、仏石にはこうした石屋の様々な思いがいっぱい詰まっています。

有名な建築物では東京駅、上野駅、そして現天皇ご成婚記念の噴水などに用いられています。

産地証明書

産地証明書

近年、食品の原産地表示等の問題が大きく取り上げられています。食品だけでなく、衣類や木材など、あらゆる分野仁おいて、消費者の皆さんは「購入するものについて正確な情報が欲しい」「安心に買い物をしたい」と考えています。墓石に関しても例外ではありません。むしろ、そうそう買い換えるものではないだけに、どこで算出された石材かきちんと表示されていることが要求されます。石材産地証明は、そうした消費者のニーズにお応えするものです。

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福島県阿武隈山地「みちのく銘石」