同じ採石場でも、採る場所や深さ等によって石目や
色調が微妙に変化します。この石も吾妻みかげと同じ
採石場で採っていますが、結晶粒がやや大きく、
「中目」という位置づけになります。

白系花崗岩ならではの繊細かつ青みがかった表情を持っており、やはり硬度の高さと吸水性の低さゆえに、高級墓石材として多く利用されています。ただし、良質の原石が採れる割合が低いことや完成品として出荷するまでに厳しい検品基準があるため、全採掘量の10%しか墓石に使えません。そのため、採石場では日本では珍しいワイヤソーを導入し、効率的な採掘方法によってコスト削減に努めています。

また、雑割石は土木用材として出荷するなど限りある天然資源を無駄なく使用。さらに、加工工場では最新設備を導入し、ベテラン工員による厳しい管理の下、生産工程を一つ一つ丁寧に、時間を掛けて、高いレベルで仕上げており、その石が持つ重厚な表情を最大限に引き出しています。